2012年1月17日火曜日

ハドソンよ、さようなら。

ハドソンがコナミの子会社となってしばらく経つ。
昨年は桃鉄のさくまあきら氏が新作の制作を断念するなど、ハドソンの制作環境は崩壊していることを伺わせたが、ついに3月1日で、コナミに吸収されることになったそうだ。

私はPCエンジンユーザーであったので、ハドソンには非常にお世話になった。
「カトちゃんケンちゃん」「アドベンチャーアイランド」「スターパロジャー」「PC原人」「ボンバーマン」「桃太郎伝説」を初めとしてハドソンがクレジットされているソフトは相当遊んだ。CD-ROM2の「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」は作品の面白さも去ることながら、音声が出ることに感銘を受けた。銀河万丈さんのナレーションは印象深かった。「天外魔境II」は当時としては非常に長い、プレイ時間平均80時間を2周した記憶がある。あれは、良いゲームだった。ファミコン版の「桃太郎電鉄」はセーブ機能もないのに、友人と99年プレイをした。
振り返ってみれば、PCエンジン版への移植がハドソンと言うだけで制作は別のメーカーというものも少なくない(ドラスレは日本ファルコム、アドアイはウエストンの「ワンダーボーイ2モンスターランド」の移植など)が、数々の作品と出会わせてくれたのはハドソンだった。

青春のというか、幼少の思い出のメーカーが失われることは寂しい。
ハドソンよ、さようなら。ありがとう。