2011年1月9日日曜日

3DS体験会

任天堂のニンテンドー3DS体験会 at 幕張メッセに行ってきた。

10時半ごろに海浜幕張に着いたが、特に並ぶことなくすんなり会場入り出来た。会場内も思ったほど混んでいなかった。各ソフトのブースには20~100分程度の列が出来ていたが、これは前日にサイトで確認済み。

体験したのは以下の通り。
nintendogs+cats
犬猫のペアを3種から選んで、撫でる、顔を認識させる、ボールを投げるなどをした。コンパニオンのお姉さんがあれこれ説明してくれて、それに従う形でプレイするので、急かされ、体験時間も短く、なんだか奥行き感を感じきれなかった。顔認識では思わず顔を逸らせてみたくなるが、そうすると、画面に対して斜めになり、3D画面がうまく見れない。ちょっとちぐはぐな印象。

パルテナの鏡
ローンチでないのが残念な3DS向け新作タイトル。このブースは座ってプレイできた。武器を3種から選び、初心者向けのステージ1、上級者向けのステージ4のいずれかをプレイする。武器は衛星、ステージは1を選択してプレイ。前半はスペースハリヤー的な空中ステージ、後半はサードパーソンシューティング、最後にケルベロス的なボスを倒しておしまい。…あっ、普通にゲームやってて3D具合を確認してないぞ。

steel diver
会場の端に設置されたブースで、潜水艦のゲーム。列は短めだったように感じたが、ワンプレイが8分とほかより長めで、そこそこ待たされた。知らないタイトルだったし期待していなかったのだが、これが意外とよかった。ゲームは2つに分かれていて、1つ目は潜水艦の推力と水深を調整して、進む横画面の潜水艦モード。2D横スクロールで3D要素は少ないのだが、海底の奥行き感が良く、ここまでで一番3Dを体感できた。もう一つは360度の展開する敵艦船を潜望鏡で狙って魚雷で倒す潜望鏡モード。ジャイロセンサーにより、本体を左右に動かすと画面がそれに合わせて移動する。これはなかなか面白かった。

リッジレーサー3D
レースクイーン衣装のコンパニオンさんがかわいいリッジレーサーのブース。ゲームシステムはリッジレーサーズシリーズと同じように見える。車種やコースは結構選べた。車のチューンナップも出来るようだが、係の人にそのままOKにしてくださいと言われ、そのままにした。コースは3Dを生かすためか、従来よりダイナミックな印象。先ほどのブースで顔が寄ると良くないことがわかったので、手を伸ばす気味でプレイ。それでもまだ慣れず、ぶれて見える。


今回の体験会で3DSを十分知ることが出来たし、いろいろとわかったこともあった。3Dに目を慣らすというか見方を覚えないとうまく見えないということだ。プレイ前に自分がちゃんと3Dに見える本体の持ち方や3Dボリュームの加減を調節し、しっかり3Dに見えてから始めないとその良さを感じられないようだ。短時間のプレイで急かされるとついぶれたまま始めてしまい、3Dに見えていないということもあった。また、ゲームに熱中して顔が画面に寄るとこれまた見えなくなる。つい近づいてしまう自分には向いていないかもと思った。
それから、動きのないゲームの方が3D感を良く感じられるというのは意外だった。TPSやレースゲームより、地味な潜水艦の方が奥行きに感動した。フィールドを固定するタイプの古いゲームのほうが映えるのかも知れない。3DSにどんなゲームが向いているのか、いろいろ試行錯誤していく必要がありそうだ。

画面に直方体などが表示されて、3Dボリュームや画面と目の距離を落ち着いて整えるアジャストモードのようなものがあると良いと思った。